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パレートの法則

パレートの法則とは、俗に

2:8の法則

といわれている法則だ



つまり、

上位2割の好業績者が、企業収益8割を稼ぎ出し

残りの8割で、企業収益2割を稼ぎ出す

というものだ




この比率は、

例えば上位2割の人材だけを残せば

その企業が劇的な成長するかといえば、さにあらず

その2割の人材が自然とそのなかで、また 「2:8」 になってしまい

やはりその上位2割が企業収益の8割を稼ぎ出すようになるという






私はこれを(勝手に)少し加工して

2:6:2の法則 (非公認)

というのを唱えている (検証はしていないけど…)




これは

上位2割の好業績者が、企業収益8割を稼ぎ出し

標準レベルの6割が、企業収益4割を稼ぎ出し

下位2割が、企業に対して2割損失を与えている

(つまり、給与ドロボウ)

というものだ









数年前から人事労務の世界では

成果主義

なる言葉が頻繁に用いられている



つまり、

発揮された成果に対して

相応の処遇をもって従業員に報いる

という考え方だ




仕事ができる従業員に対しては破格の処遇を与え

できない従業員に対しては 「賞与ゼロ」 もありうるということだ







そもそも成果主義が叫ばれるようになった背景として

職能資格制度の運用失敗により年功給色が濃くなってしまい

賃金の下方硬直性が叫ばれた為であった



「賃金の下方硬直性」 とは、

賃金は上がってしまえば、なかなか下がらない

ということであるが、

バブル崩壊以後企業業績が上がらないなか

賃金だけ上げ続けることは、当然のことながら限界がある




そこで 「成果主義」 の登場であった




ただ、一見すると

成果を上げた者には報いるが

出来ない者には報いない

というのは、もっともらしく聞こえるがこれでいいのであろうか?




たしかに、

成果主義の導入により報われる上位2割の従業員は

モチベーションが上がるであろうが

真ん中の6割の従業員としては

こんなに処遇に差をつけられて、やってらんねぇ~

(どうせ少々頑張っても上位2割になれそうにないしぃ~_| ̄|○)

って気持ちになってしまうのでなかろうか?



そもそも賃金というのは 「衛生要因」 といわれ

多くても満足しないが、少ないと不満

というものである




少なくとも、上位2割にいなかった私は、間違いなくそう思う






そうするとどうなるか?

企業収益の4割を稼ぎ出していた層のモチベーションが下がり

稼ぎ出すことをしなくなってしまうのである (クドイが検証はしていない…)




その結果、上位2割が稼ぎ出す8割の企業収益だけとなって

縮小均衡を辿るということになるのである (ただ、これも検証していないけど…)






そうした考えのもと

私が人事コンサルティングをするときに心がけているのは

上位2割はそれなりに報われる必要があるが、それ以上に

真ん中の6割の従業員が安心して仕事が出来る

だけの処遇をもって報いる必要がある

ということである






「給与ドロボウ」 は論外として

それなりに頑張っている従業員にはちゃんと報いて

安心して仕事に打ち込めるようなコンサルティングを

これからも心がけて生きたいと思う今日この頃でした






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