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自転車の走る場所

道路交通法第2条1項11号は

同法上の 「軽車両」 の定義をしていて

自転車、荷車その他人若しくは動物の力により、又は他の車両に牽引され、かつ、レールによらないで運転する車(そり及び牛馬を含む。)であつて、身体障害者用の車いす、歩行補助車等及び小児用の車以外のものをいう。

としていて、また、同項8号は 「車両」 の定義もしていて

自動車、原動機付自転車、軽車両及びトロリーバスをいう。

と定義され、道交法上、

自転車軽車両あるいは車両

ということになっている






では、標題の 「自転車の走る場所」 はどこかというと

同法第17条で

車両は、歩道又は路側帯(以下この条において「歩道等」という。)と車道の区別のある道路においては、車道を通行しなければならない。

と規定していて、つまり

自転車は歩道ではなく

車道を走るのが原則

なのである




同法17条の2において

歩行者の通行を妨げないような速度と方法であれば

路側帯は走行してもいいことになっているが

それは路側帯であって歩道ではないのである






ただし、自転車の歩道走行には例外規定があって

同法63条の4により

  1. 「自転車通行可」 の道路標識のある歩道の走行

  2. 満13歳未満の者の走行

  3. 満70歳以上の者の走行

  4. 身体障害者の走行

  5. やむを得ないとき

だけは自転車も歩道を走ってもいいことになっているが

それ以外の場合に、違反して歩道を走行すると、同法121条により

二万円以下の罰金又は科料

に処せられる可能性もあるのだ




ちなみに 「やむを得ないとき」 についても

    • 道路工事や連続した駐車車両などのために、車道の左側部分を通行することが困難な場合

    • 著しく自動車の交通量が多くかつ、車道の幅員が狭いなどのために、追越しをしようとする自動車などとの接触事故の危険がある場合

などと例示もされている




自転車は自動車と違って

累積点数や反則金のような行政処分がないので

いきなり前科者になる可能性があることを

知らない人も多いのでは?






また、ここ最近

自転車が加害者になっている事故

による民事事件においても

自転車側に厳しい判決がどんどん出できている!




自転車が歩道を走っていて

歩行者などにケガをさせたら数十万円~数百万円

死亡にまで至ったときは数千万~数億円

といった多額の損害賠償を支払わなければならないという

まさに人生を狂わせてしまうことにもなりかねないんですよ!






以前、ヨタヨタと歩道を歩いていた高齢の女性に向かって

30歳前後と思しき男性が

邪魔なんじゃい!

どかんかいボケぇ!!!!

と暴言を吐いていたのを見たことあるけど

そんなの言語道断もってのほかということだ!






あなたはそれでも


自転車で歩道を走りますか?








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